諦めないでほしい

2016.09.13 Tuesday

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    二人に一人ががん患者
    と言われる時代

    今やがんは小児や中高年者だけの病気ではない

    年齢問わずの病気になってしまった

    AYA世代(思春期・若年成人者世代)
    の患者も多い

    私が入院中もAYA世代の患者さんが数人いました

    Tちゃんもその一人です
    30才頃(ちょっとAYAを越えてるかな?)で
    婦人科がん
    子宮を切除したと記憶にある

    同室になったときに
    彼女はすぐに

    ちょっと悔しげでちょっと泣きたい表情で

    「もう結婚もできない」と
    ぷいっとすねた言い方で呟いた

    私は驚いて即座に言った

    「そんなことないよ!子どもがいなくてもいいよ、と言ってくれる人と巡り会えるかもしれないよ!逆に子ども子どもと言う奴はこっちから振ってしまい!あなたの全てを理解して受け止めてくれる人と巡り会えれば結婚すればいいやん!それに慌てて結婚しなくても巡り会える日がいつか来るよ、40や50や60才になってからでもええやん、きっと理解して受け止めてくれる人と巡り会えるよ〜」

    と、即座に言った
    とにかく!
    若いのに彼女がこれからの自分の人生に悲観的で絶望的になっていたのが
    凄く悔しくて残念だった!
    見えない未来に絶望するのは残念なことだ

    まずは自分が自分自身を大切にしてほしいと思った

    悲しいことも辛いことも全て自分の人生

    だから
    がんを患ったことを受け入れて
    今の自分にできることを見つけてがんと闘って
    闘病を乗り越えてほしかった
    気持ちで負けないでほしかった

    だって!
    若いんだもん!
    諦めないでほしい!

    Tちゃんはすぐに
    私の言ったことを理解してくれた

    それからジャニーズのファンだとか仕事の話だとか
    いろいろと喋った

    しっかりとがんと闘って
    勝利して退院できた

    退院後も何度かメールをやりとりした

    髪の毛がはえてきて嬉しそうなメール
    試験に合格して嬉しそうなメール
    彼氏の話のメール
    この「ひとり言」にTちゃんをもっと登場させてくださーいってメール

    私はメールをもらうたびに
    彼女が元気に過ごしている様子で安心しました

    しっかりと闘病を乗り越えても
    きっと気持ちの浮き沈みがあり
    自分との葛藤もあったと思う

    けれど
    例えばがんを患っていなくても
    生きてるだけで
    気持ちの浮き沈みや葛藤はある

    だから
    がんを患った人と
    患っていない人と
    違いは無い!

    逆に患ったことで
    病気で弱ってしまった人の気持ちを理解できるようになったと思うし
    弱った気持ちに寄り添える優しい心を持てたのではないかと思う

    年寄りは病気自慢をする
    それは先の人生が短いからかな?

    でも
    若い人には未来があるから
    がんを患っても
    闘っている自分を誉めてほしい
    闘病を乗り越えた自分を誇りに思ってほしい
    その誇りはきっと優しさになるでしょう
    そして
    未来を諦めないでほしい

    AYA世代のがん患者さんが増えることや
    闘病で辛い思いをしていることは
    中高年にもつらいことです

    でも絶対に
    未来を諦めないでほしい
    気持ちが前を向くのに時間がかかってもいいからね
    そして
    ひとりじゃないことを忘れないでほしい






























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    2017.08.16 Wednesday

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